AAMAA 米国補完代替医療推進協会
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米国補完代替医療の背景と現状
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サプリメントへの信頼

このように米国の健康をめぐる環境はだいぶ日本と異なった進展を遂げてきました。自分の健康を自分でコントロールしようとする、自律的で積極的な米国の一般消費者。国民の動きに敏感に対応し、偏見なく研究評価して、良いものであれば積極的にヘルスケアのシステムに取り入れていこうとする柔軟な行政。社会の変化を素直に受け止め、自分自身をそれに適合させ大胆に自己変革していく米国の大学や医療界。こういう環境の中で多くのサプリメントが生まれ、その市場は拡大して来ました。

米国厚生省FDA(食品医薬品管理局)の報告によれば、米国のサプリメント市場は1994年の81億ドル(約9700億円)から年々成長を続け2000年には171億ドル(約2兆0500億円)と6年間に2倍以上に達し、現在では米国人の約6割がいつもサプリメントを服用していると言われています。また服用者の3分の1が医師のアドバイスによって服用するようになったという報告もあり、サプリメントの有用性が一般の医師にも広く認められて来ていることがわかります。

サプリメントとして流通している商品は実に多彩です。まずビタミン・ミネラル類があります。これらは医学的な根拠も整っており、医師にも一般の人にも抵抗なく広く受け入れられ、現代医療の中でも確かな地位を築いています。サプリメントの保守本流と言えるでしょう。

次にハーブ類(生薬製剤)があります。そのほとんどはいわゆる伝統生薬に由来しており、世界のどこかの民族の歴史的な使用経験が背景にあります。ビタミン類と違って民族文化の香りを残しているため一般的とはいえず、その民族文化に親近感を抱いているかどうかが利用度にも反映するようです。

そしていま一番注目されているのは「スペシャルティ・サプリメント」と呼ばれるサプリメント類です。その定義はあまり厳密でなく、ビタミン・ミネラル・ハーブに属さないその他のユニークなものをすべて含みます。例えばメラトニン・グルコサミン・コエンザイムQ10などのような本来体内にある生理活性物質とか、アミノ酸やオメガ3(必須脂肪酸)などの栄養成分とか、コロストラム(牛の初乳)・植物フラボノイド・ベータグルカン類などがここに属します。これらは伝統生薬ほどには歴史的な使用経験の蓄積はなく、根拠となっているのは現代医学(生理学・栄養学)の知見です。

そして以上の分類のどこにも入らない、でも無視できない存在がスポーツ栄養製品(ボディービルダー用のプロテイン強化食品など)と体重減量製品(ダイエット用サプリメント)です。

このように米国のサプリメントは、米国人の健康意識の深化と補完代替医療の発展に歩調をあわせ、栄養学と臨床疫学の発展に支えられて、急速にダイナミックに成長してきました。

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